法華経
妙音菩薩品
その品のあらすじ
・釈迦無牟尼仏の眉間より光を放ち、東方の世界を照らしたもう。その世界は
浄光荘厳国といい、その国にも仏がいた。妙音菩薩がいて、供養して三昧をえる。
娑婆世界にいき、釈迦と文殊菩薩等にあって、礼拝したい。仏は娑婆は高下平ら
ならず軽じてはいけない。そして、神通遊戯により、現世にいくと蓮華がふる。
文殊は驚いて釈迦に問う。何の因縁かと。妙音菩薩の来至ゆえと。<いかなる善本を植え
、公徳を修し、大神力ありやと> 未来の多宝如来がせかす。<善男子よ、来たれ>
あいさつ<世尊よ、浄華宿王智仏が小病・小悩なりや・・・不やと。そして、
完全な悟りに入ったのを見たいと。このとき、華徳菩薩が釈迦仏にいうこの妙音菩薩は
如何なる善根を得たかと。それの答えが最後までいう。
過去に雲雷音王多陀阿カ度がいて、現一切世間という国で喜見は長い時間の供養を行う。
この因縁の果報によりて神力をえる。
妙音菩薩の働き <p230その身はここにありと見るも種種の身をあらわして、衆生の為に
に経典を説けり・・・緒の衆生を救護する。p234もし応に声聞の形をもつて度うことを
得べき者には声聞の形を現し法を説く・・・>
妙音菩薩と娑婆世界の者は現一切色身三昧をえる。また、陀羅尼を得る。
妙音菩薩は釈迦無牟尼仏と多宝如来の塔を供養し、本土に帰る。浄華宿王智仏への報告
<私は釈迦無牟尼仏と多宝如来の塔を供養し、礼拝し、すべての菩薩を三昧を与えた>
この品をときおえた時、4万の天子は無生法忍をえ、華徳菩薩は法華三昧をえたと。
・問題提起
- 法華経の説教の形式、未来-現世-過去があり、そこでの因縁。
- 供養とは・・・その言葉の含みは
- 輪廻と涅槃
- 修行とは、教行信証
- 空と色と無明
- 具体的な教えの説明方法は西洋の仕方と違う
- 自然の捉え方に特徴がある
法華経のお題目
増伽
女性と仏教
仏教フォ-ラムへのリンク
永平寺を訪ねて
大遠忌 高祖道元禅師が生まれて、2000年で800の勝縁になる。平成14年は
750回忌となる。これを大遠忌という。今回、白山登山をかねて福井を訪ねたとき、永平寺を訪ねる。
樹齢500年以上の杉が茂り、鬱蒼とした経内を歩いていると当時の息吹が伝わってきます。
ついでに、平泉寺まで足を延ばす。寺と一向宗との壮絶な歴史を振り替えさせられる。 |
| 永平寺 |
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